AKK‐BLOG

TOEIC, IELTS, 英検、センター試験の点数をアップさせよう!TOEIC満点の筆者が、各種試験の対策をお伝えします。

TOEIC400点未満の人がやるべきこと

こんにちは。AKKです。

今回は、TOEIC(Listening・Reading, 今後も基本的にL・Rが対象です) 400点未満の人向けに対策を書きます。

とりあえずの目標

このクラスの方は、あまり普段英語を使わないし、試験も初めて受けた OR 経験回数が少ない、という方が多いのではないでしょうか。こういった方のとりあえずの目標は「600点」でよいと思います。TOEICを主催しているETSによると、直近の2回の公開テスト(第222回、第223回)の平均スコアはそれぞれ約581、571となっていて、600点とることができれば、「平均以上」です。

現時点での力

試験への「解答力」という観点では、このクラスの方は以下のような特徴があるのではないかと思います。

 

1.試験の形式に慣れていない

TOEICの本試験は、基本的に形式が完全に決まっています。リスニング100問、リーディング100問の内訳も完全に決まっています。下記リンク参照。

テストの形式と構成|TOEIC Listening & Reading Test|TOEIC Program|IIBC

形式をあらかじめ知ることがまず必要でしょう。

一番いいのは、たくさん実際の試験を受けること。つまり試験慣れすることです。お金と時間(と体力?)がある方はお勧めします。このクラスの方ならば、慣れによって点数は上がります。そんなお金も時間もない方、この記事を最後まで読んでください。

2.2時間という時間の使い方がよくわからない

TOEICは、Listening 約45分、Reading 75分です。Listeningは問題によって1、2分前後することがあります。 Listeningは全セクションにおいてナレーション等が1度しか読まれない上、解答時間も各小問でほとんど(体感5秒とかくらい?)しかないため、とにかく強制的に問題が流れていきます。一方Readingは、100問の問題をそれぞれどのように時間をかけて解くかという点が個人に任されています。そのため、特にReadingで最後まで解答できないという事態に陥る方も多いのではないでしょうか。この対策については、別途記事にする予定です。

3.本来解ける、ちょっと対策すれば落とさない問題を結構間違ってしまっている

600点が平均よりちょっと上ということは、できれば半分くらいの人ができた問題は落とさないでおきたいですし、80%くらいの人ができる問題は絶対落としたくありません。これも後に考察したいのですが、TOEICにおいては、みんなができるような簡単な問題を落とす=点数をすごく落とすということにつながります。この点、難しい問題は気にせずに、簡単な問題を落ち着いて解けるように準備することが主な対策となります。

具体的な教材

このクラスの方がやるべき教材は一つだけだと考えます!それは公式問題集です!

公式教材・問題集|TOEIC Program|IIBC

2016年5月からTOEICは新形式になったので、それに対応しているものが最新のものがよいでしょう。2017年11月時点で第3弾まで出ていますが、第1弾でとりあえず十分です。

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編|公式教材・問題集|TOEIC Program|IIBC

この問題集はサンプル問題+実際の形式で2回分の問題が載っています。まさに形式に「慣れる」という点でも非常に良いと思います。実際にこの公式問題集をどう使うかは、また次回の記事で書こうと思います(書きました!)。

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