AKK‐BLOG

TOEIC, IELTS, 英検、センター試験の点数をアップさせよう!TOEIC満点の筆者が、各種試験の対策をお伝えします。

TOEIC満点はセンター試験で通用するのか?! 英語試験を3年間分やってみた!

こんにちは。AKKです。

今年もあと50日くらいでしょうか。年が明けるとセンター試験がやってきますね。というわけでここ最近のセンター試験3年分を実際やってみました!

一応、TOEIC満点というスコアがあるので、これがどの程度まで他のテストに通用するかということが測れると思います。またそこからどのような勉強法が効率がよいのか、ということも今後考えていきたいと思います。

それにしても、今は無料で簡単に過去問にアクセスできるのですね。勉強しようと思ったら、いくらできる素晴らしい環境だとおもいます。

それでは結果発表なんですが・・・

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TOEIC PART4の点数アップテクニック

こんにちは。AKKです。

今回はTOEIC PART4の点数アップテクニックについて書いていきたいと思います。

PART4の特徴は以下の通り。

アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。印刷はされていない。各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。トークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある(TOEIC公式HP)。

PART3が複数人(2人が多い)の会話形式だったのに対して、PART4は1人がずっとしゃべってきます。メリハリがなくなるので、PART3に比べて少し解答が難しくなるといえるでしょうか。設問数は30問。これは最新の改定で変わらなかったところでしょう。

それでは具体的なテクニックです・・・ということなんですが、基本的にPART3と同じ観点が重要になります!

先に問題文を読んで待ち構えよう!

スクリプトの流れがよどみなく進行してしまいがちなPART4では、より重要なテクニックといえそうです。PART3同様、どんな情報があれば問題が解けるの?というのを事前に押さえること。これにつきます。

スクリプトは問題文順に情報を提示してくれる!

これもPART3と同じですね。いわゆる「さかのぼり」小問(3)の情報のあとに小問(2)の情報が出てくる・・・といった事態はほぼありえません。ですので、「切り替え」が重要になってきます。

例えば博物館のガイドが話しているスクリプトで、小問が、

(1)博物館の開館時間

(2)現在の展示物

(3)レストランや休憩施設の案内

だとします。

スクリプトが流れてきて、最初に「博物館の開館時間」の情報が流れてきたら、解答だけチェックして、すぐに次の設問に集中する。「現在の展示物」の情報に集中し、聞き取ったら次は(3)の情報・・・というように集中するポイントをスクリプトに合わせて移していきます。これでよどみなく解答できるはずです。

リスニングの問題を確実に終了させよう!

なんか当たり前の話ですが、リーディングは自分で時間をコントロールできますが、リスニングはそうではありません。リスニングの時間終了後、リーディングに行く前に自信がないところは、決断をして、あってそうなところにマークをしてからリーディングに行きましょう。またマークシートのずれがないかさっと確認することもお忘れなく!

ここでリスニングをしっかり終わらせて、こころおきなくリーディングをがんばりましょう!

TOEIC PART3の点数アップテクニック

こんにちは。AKKです。

今回はTOEIC PART3の点数アップテクニックについて書いていきたいと思います。

PART3の特徴は以下の通り。

2人または3人の人物による会話が1度だけ放送される。印刷はされていない。会話を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。会話の中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。 各会話には設問が3問ずつある(TOEIC公式HPより)。

問題数は39問。このセクションでの問題数が増加して、さらに図などでみた情報(つまり印刷された情報)を踏まえた解答が必要な点も前回からの改定のポイントです。

さて、具体的なテクニックです。

先に問題文を読んで待ち構えよう!

これはやっている方も多いと思いますが、非常に重要です。

具体的には、クリプト音声からどういう情報をひきだせばよいのか、つまり誰がとか何が、いつ等の疑問文のどの情報をマークするかということは必ず頭にいれてから、実際の問題を聞きたいということです。練習の段階でもぜひ意識してください。

スクリプトは問題文順に情報を提示してくれる!

これは、あるスクリプトに対して小問が3つ、(1)から(3)まであったとして、その中で必要な情報がスクリプトでは(1)から(3)の順番でほぼ必ず提示されるということです。私はITPも含めて30回以上TOEICを受けていますが、問題文とスクリプトで与えられる情報の順番がさかのぼったりするケースは出会ったことがありません。

*ですので、(1)の情報がでて、(3)の情報が次に聞き取れたとしたら、(2)は聞き逃している可能性が・・・( ゚Д゚)

途中ミスしても引きずらない!

100%できていればそれはいいのですが、聞き取れなかったりすることももちろんあります。どんな人にもあるはずです。あたりまえですが、そこで引きずると次の問題の準備ができなくなってしまいます。そこは正解かなーと思われる選択肢をマークして、あとで時間があったときに振り返りましょう。必要なのは次の問題を先読みすることです!

リスニングは流れで問題がどんどん来るので、途中で引っかかると大量失点につながります。多少の間違いは気にせずに行きましょう。当然これはリスニング全体の心がけだと思います!

 

また、数字や様々な情報が入った図等の情報がある場合でも、重要なのはやはり問題文は何を問うているかということで、特別構える必要はないかと思います。

TOEIC PART2の点数アップテクニック

こんにちは。AKKです。

今回はTOEIC PART2の点数アップテクニックについて書いていきたいと思います。

1つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ放送される。印刷はされていない。設問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークする。(TOEIC公式HPより)

問題数は25問です。これもPART1同様、昔は30問でしたから減りました。

それでは具体的なテクニックです。

文頭だけは絶対聞き逃さない

3つの選択肢があったとします。

(a) At the conference room

(b) At 6 pm

(c) Tom is.

この場合、ナレーションの文頭で入るwhere, when, whoが聞き取れないとほぼ正解できません。PART2は文の始まりが非常に!大事です。あとの部分が聞き取れなくても最初だけは聞き取れるように頑張りましょう。

問題文に出てきた単語が入っている選択肢は不正解の可能性が高い

以前ご紹介した、

blog.akk-translation.workのテクニックの一つで「ダイレクトな単語が入っているものは不正解の可能性が高い」というのがありましたが、意味あいは一緒です。

ナレーションに入っている単語がそのまま出てくると、何となく正解だとミスリードされてしまいます。私の経験上、ほぼ不正解です。

抽象的・ぼんやりした答が正解になる可能性は高い

たとえば選択肢の中に、「pardon me?」というものがあったとします(実際に試験で出ました!)。これは疑問文に対してはほぼ汎用的に正解になりますよね。このように一見直接答えてないじゃんっていうぼんやりした答が正解になる可能性は高いです。

他にも、「Sorry, I don`t know.」のような、え、逃げじゃないですか笑みたいな答が正解になるケースもありますね。このなんというか、「柔らかい回答」は正解になりやすいのです。

 

以上、PART 2のテクニックでした。ここも正答率が高い問題が多いはずです。しっかり取りこぼしがないようにしたいですね!

 

自分の英語力に関して

こんにちは、AKKです。

イギリスはだいぶ寒くなってきました。最高気温が10度くらいだと、結構暖かいなーって思えるような気候です。

このサイトは、自分自身が持っている英語試験のテクニックを皆さんに伝えたくてやっているのですが、残念ながら自分の総合的な「英語力」はほんと大したことありません。

典型的日本人!

英語自体は最初に習った中学から好きだったので、苦にならなかったのですが、いかんせん使う機会がありません。今でこそ外国で働いていますが、大学まではほとんど使いませんでした。

ただ、それこそセンター試験や英検、TOEICのために勉強はしていましたので、試験のための勉強は大学1年からずっとやっていました。

そのため、リーディングとリスニングは強いけど、ライティングとスピーキング弱いという典型的日本人の英語能力を持っています。

IELTSという、上記の4つ(読む、聞く、書く、しゃべる)の能力測るテストでは明らかにこの傾向が強くでました(Reading;9.0, Listening:7.5, Writing;6.0, Speaking;6.0)。

※IELTSは受験者の4つの能力がそれぞれ1.0から9.0まで0.5刻みで判定されます。

www.eiken.or.jp

上記の結果からしても今まで訓練していなかった書く、しゃべるはまだまだです・・・

これはすごく情けないのですが、必要に応じて、これから伸ばしていこうと思っています。TOEIC向けの能力になってしまったといえばそれまでですが笑

英語試験の結果は、(試験対策の結果)+(英語の地力)だと私は思っていて、今後も両面をあげていきたいとおもいます。

英語の地力の話はまた今度!

TOEIC PART1の点数アップテクニック

こんにちは。AKKです。

今回は、TOEICのPART1に関する点数アップテクニックを書いていきたいと思います。

PART1は写真描写問題で、

1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送される。説明文は印刷されていない。4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選び解答用紙にマークする(TOEIC公式HPより)。

という特徴があります。昔は10問ありましたが、今は6問。少ないですが、正答率が高い問題が多いのと、テストの最初ですから気分よく正解したいところですよね。

さて、具体的な4つの大事なテクニックです。

まずは具体的な問題です。下記の写真(フリー素材です笑)を見てください。

 

f:id:akk-translation:20171117020529j:plain

 

それに対してスクリプト(音声)が下のようなものであったとします。

(a) A woman and a man are discussing their bussiness.

(b) A man has an item in his hand.

(c) Two people is enjoying conversation over lunch.

(d) PC is being used for taking a minutes.

 

どれが正解でしょうか?

客観的に正しいものが正解になる

正解は、(b) A man has an item in his hand.になります。

どんな見方をしても、誰にとってもそれは正しいでしょという答え、つまり客観的に正しいものが正解です。これは鉄則になります。

「推測」が入るものは基本的に不正解!

(a)の選択肢を選択肢を確認してください。
(a) A woman and a man are discussing their bussiness.
わかりますか?この選択肢には推測が入っています。仕事の話をしているとは限らないということはすぐにわかると思います。このように、TOEICに限らず、与えられた情報を超えて自分が推測している情報が入る選択肢はほぼ不正解です。あらゆるテストの原則になりますので、改めて押さえてください。

(c) Two people is enjoying conversation over lunch.

これはover lunchがなくても不正解です。enjoy等の感情は、そんな内面のこと誰もわからないでしょってことで大体不正解です。

 

「言い換え」は正解になりやすい

このテクニックはTOEICの他のパート(リーディングを含む)や他の英語のテストでも汎用的に使えますので是非覚えてください!

正答では、具体的な「tablet」という言葉が「item」という言葉に言い換えられています。TOEICでは、言語を運用する能力を測るため、このような具体的なものを抽象的なものに置き換えた表現がよく出てきます。リーディングでも頻出です。こういった答えはよく正答になるというのは抑えるべきポイントです。

 

ダイレクトな単語が入っているものは不正解の可能性が高い

これもTOEICではよくある例です。題作成者の気持ちとテスト受験者の気持ちになって考えてみてください。自分の知っている具体的な単語で、写真とか問題に直接関係あるものが出てきたらその選択肢が正解だと思ってしまう気持ちわかりますよね。上の問題でいうと選択肢(d)のPCに該当します。文全体が聞き取れないと、ついこのダミー選択肢に飛びついてしまいがちですので、気をつけてください。

 

以上、TOEIC Part1のテクニック紹介でした!

 

 

 

 

 

 

 

TOEIC-公式問題集の効果的な使い方-2

こんにちは。AKKです。

前回の補足で、公式問題集のさらなる効果的な使い方を書きたいと思います。

前回の記事は下記リンクから。

blog.akk-translation.work

前回の使い方で、レベル3まで終了した方で、「まだまだできる!」、「もっと実力をつけたい!」という方は下記の勉強法がおすすめです。

単語帳・文法参考書として使う

3回問題集をまわす中で、知らなかった単語があると思います。直接的には、Part5(もしくはPart6)の語彙問題が直接関係しますが、リスニングでもその他の問題に出てきた単語で、「自分が知らなかったもの」をマークします。あとはネットとか辞書で意味を調べるだけ。このとき、その単語の違う品詞としての使いかた(「kind」という単語であれば、名詞はkindness, 副詞はkindlyというふうになる点を押さえるということです)及び発音もチェックできると、実際に使える英語としてすごく役に立ちます。なぜなら、このやり方により、リスニング+リーディングだけでなく、その単語がスピーキング+ライティングに使えるようになるためです。これは少し試験対策からははずれますが、総合的な英語力をつける上ではすごく大事なことです。同じことを「知らなかった文法」でやれば、文法の勉強になります。

リスニング教材として使う

試験直前期に特におすすめです。目的は、英語を聞くモードを作るためです。時間があれば、スクリプトを傍らに用意しながらしっかり聞くのがよいですが、通勤・通学時であれば、音源だけ流して意味がわかるか確認するのもよいと思います。わからなかったところはあとでチェックしてください。

ここで「耳を作る」ことができると、本番のリスニングがだいぶ楽になるはずです。

本番と同じ速度、同じような特徴(米国、英国、カナダ、豪州等でそれぞれ微妙に違うはずです)を持った英語に事前に慣れることができるというのは素晴らしいアドバンテージです。

 

いかがでしょうか。公式問題集1冊のみですが、いろいろな活用の仕方があると思います。ぜひ参考にされてください。